防災グッズ

家庭の防災情報

非常時に役立つ機能性マットレス

  1. 【家庭の地震防災】非常時に活用可能な「機能性マットレス」とは!?

家庭の防災グッズに!床置き可能な機能性マットレスの活用


家庭の防災グッズ

日本は四季があり自然環境豊かな国土となっています。それゆえに、様々な自然現象(台風、地震、竜巻、雪、噴火など) が存在することに。

各自然現象は地球(自然界)にとって必要不可欠な要素。私たちも、そんな自然現象と上手に共存していくことが 望まれています。

そのためには、各自が自然現象のことを良く理解し、各自然現象に対して、十分な対策を講じておくことが必要となります。

ここでは家庭の防災グッズ・災害対策の一要素となる「床置き可能な機能性マットレス」の情報をご紹介したいと思います。

目次

「防災備品」の基本は日常生活で使用しているアイテムの転用


防災備品

2011年3月に起きた「東北地方太平洋沖地震」をきっかけとして、地震災害に対する防災意識を持つ方が増加。 防災グッズ(防災準備品)を整えている方も多くなっているものと思われます。

ただ、「防災対策・防災知識」というものは社会環境・住環境・生活環境の変化に伴って、変化が求められる要素。

*昔の常識は今の非常識

となっている防災要素も少なくありませんので、常に最新の情報(防災知識)へとアップデートしていくことを 忘れないように心がけていただければと思います。

現在、防災グッズ(準備品)に関して、重要なポイントとなっているのが

*「非常時専用のグッズ」を備蓄しておくのではなく、「非常に防災アイテムとなるものを日常生活の中で使用する」こと

です。

以前は食品に関しても「防災用の非常食をストックしておく」ことが当たり前となっていました。

しかし、今は保存期間の長い食材・食品を 一定数備蓄しつつ、古いものから日常生活にて使用。使った分を新たに追加する「ローリングストック法」 が備蓄方法の主流となっています。

非常時に持ち出し&車内設置可能な機能性マットレスとは!?


車内設置可能な機能性マットレス

”食材・食材”に限らず、非常時に活用できるアイテムをなるべく日常生活の中で使用することが最も効率的な 「家庭の防災対策」となっています。

そんな防災グッズの一要素となるのが「非常時に多目的に活用できる機能性マットレス」です。

避難生活を余儀なくされたときに課題となるのが「寝床」の問題。

車中泊をするにしても、そのままでは安眠が出来ず、体を傷めたり、エコノミー症候群等を引き起こしてしまうことがあります。

それらを解決するためにと「エアマット」や「車中泊用マット」などが販売されていますが、正直 防災用にとわざわざ備蓄しておくのは、もったいないですよね。

そこで、おすすめなのが非常時に持ち出しすることが出来て、「車内利用」「テント内利用」が可能な機能性マットレス を日常生活にて使用することです。

防災グッズに適した機能性マットレス


地震災害などによって、避難生活が必要となった時、一般的なベッド用マットレスはとてもじゃありませんが 利用することはできません。

「重くて運べない」「追随性がない(折りたためない、丸められない)」からです。

非常時に使える(避難生活に使える)マットレスには、下記条件が整っていることが必要となります。

●大人一人で持ち運べる重さであること
●「折りたたみ」もしくは「丸める」ことが可能な素材で作られていること
●硬い床にも置いて使用できる機能性(10cm以上の厚み、断熱性、クッション性)を有していること

実際、床置き利用できる機能性マットレス(高反発マットレス)は「熊本地震」の時に 大いに役立つアイテムとなりました。

上記3要素を全て満たしているアイテムの中から、さらに非常時に効果的な防災アイテムと成り得る おすすめの機能性マットレス【3選】をご紹介いたします。

3つのアイテムは、それぞれ特徴的な「利点(メレット)」が存在。

自分が重要視したいと思う利点(メリット)を選択していただければと思います。

motton(モットン・マットレス)


motton(モットン・マットレス)

*素材:次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」
*機能性:高反発機能、体圧分散機能
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル
*厚み:10cm
*価格:¥39,800円(税込)~

■耐久性(マットレス寿命)

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■価格(コストパフォーマンス)

★★★★★
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■通気性

★★★★★
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■断熱性

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日本国内で独自開発・生産している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」を使用して創作されているのが 「モットン」です。

”ナノスリー”のみで作られている単素材構造のマットレス。

ゆえに、型崩れやヘタリなどがほとんどなく、とても耐久性の高い高反発マットレスとなっています。

また、単素材構造だからこそ、ナノスリーの反発力を調整することで「マットレスの硬さ」を変化させられるのが ポイント。

モットンには「柔らか(140N)」「普通(170N)」「硬め(280N)」の3種類から硬さが選べるようになっています。

これは他商品には無い、モットンならではの大きな魅力。

非常時の「車中泊」を念頭にするときには、「普通(170N)」「硬め(280N)」を選ぶと良いかと思います。

※ここがポイント!
耐久性が高く、硬さが選べることからテントや車中での利用にも最適なアイテムに。

フレアベル・サーモフェーズ「アクティヴモデル」


フレアベル・アクティヴモデル

*素材:サーモフェーズ
*機能性:高反発機能、体圧分散機能、温度調節機能
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル
*厚み:10cm
*価格:35,000円(税別)~

■耐久性(マットレス寿命)

★★★★★
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■価格(コストパフォーマンス)

★★★★★
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■通気性

★★★★★
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■断熱性

★★★★★
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フレアベル・サーモフェーズは、日本の素材メーカー・アキレスが開発した特殊新素材「サーモフェーズ」を活用した マットレスシリーズ。

「アクティヴモデル」はフローリング床に直置き利用が可能なマットレスタイプです。

最大の特徴が新素材サーモフェーズの「温度調節機能」。睡眠研究の結果判明した、良質な睡眠を得るために最適な布団内温度「約33℃」を 自動的に創出してくれるのです。

新素材サーモフェーズが温度が低い時には熱を吸収し、高い時には熱を放散することにより、夏は涼しさを冬は暖かさをもたらすことに。

災害は季節を問わず訪れるもの。

非常時には車中やテントなどに持ち込んで、夏でも冬でも快適な睡眠環境を作れるのは、大きな魅力となるものと感じています。

※ここがポイント!
夏はさらッとした肌ざわり、冬は暖かさを創出してくれるのが特徴に。

マニフレックス・メッシュウィング


マニフレックス・メッシュウィング

*素材:エリオセル(高反発ウレタンフォーム)
*機能性:高反発機能、体圧分散機能
*サイズ:セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル
*厚み:11cm
*価格:31,350円(税別)~

■耐久性(マットレス寿命)

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■価格(コストパフォーマンス)

★★★★★
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■通気性

★★★★★
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■断熱性

★★★★★
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イタリアの名門寝具ブランド・マニフレックスが日本限定に創作している三つ折りタイプの高反発マットレスです。

四季のある生活環境に対応すべく研究を続けた結果、通気性の高い高反発ウレタン素材(エリオセル)を開発。

さらに通気性のよいエアーサーキュレーション・メッシュを側地に活用することで、蒸し暑い夏季節でも サラリとして肌ざわりが保てる工夫がなされています。

”一枚もの”と比較するとマットレスとしての耐久性にやや劣りますが”三つ折り”ならではの持ち運びやすさは 非常時に大いに役立つ魅力となります。

※ここがポイント!
「7kg(シングル)」と軽量で非常時に外に持ち出しやすいのが特徴に。

まとめ

正直、欧米と比較してコンパクトな情環境の日本においては、「ベッド用マットレス」は邪魔な存在 となりつつあります。

地震などが多い日本において、非常時に活用できる「床置き可能な機能性マットレス」が 効果的なアイテムとなるものと思っています。